(10月19日付朝刊に掲載した「ことばの広場」を再録しました)

 この夏、盛り上がったオリンピックとパラリンピック。新聞ではこの二つをまとめて表記する場合、「五輪・パラリンピック」とするのが普通です。

 どちらも外来語なのに、一方は漢字の略称、一方は省略なしの片仮名。表記の整合を好む校閲記者としては、不釣り合いが気になります。

 字数に制限がある見出しでは「五輪・パラ」となることも。今月、読者から「『パラ』は、意味は通じるが軽く感じる」という投書をいただきました。

 そろえるなら「オリンピック・パラリンピック」、略すなら「オリ・パラ」の方が落ち着きます。内閣官房の略称「オリパラ事務局」や、文部科学省の資料で見られる「オリ・パラ」などは、すっきりしています。