【解説】
 平昌冬季五輪の熱戦が日々続いています。18日現在、日本はメダル10個と好調な滑り出しです。過去最多だった長野五輪に並んでおり、更新の期待もかかります。

 そして冬季五輪の華といえばやはりフィギュア。男子シングルは16日のショートプログラム(SP)で前回金メダリストの羽生結弦選手がブランクを感じさせない圧巻の首位。翌日のフリーでも見事な演技で2連覇。男子フィギュアでは66年ぶりという大記録を達成しました。

 女子フィギュアの日本人選手も五輪で様々なドラマを生み出してきました。1992年アルベールビル・伊藤みどり選手の銀。2006年トリノ・荒川静香選手の金。そして4年前のソチ五輪。メダルこそならなかったものの、SP16位からフリーで自己ベストを更新し6位にまで駆け上がった浅田真央選手の演技は記憶に新しいところでしょう。

 今回はそんな五輪女子フィギュアで、「天才少女」とうたわれるほど大人気だった稲田悦子選手を取り上げます。さかのぼること82年前、1936年ガルミッシュ・パルテンキルヘン五輪(ドイツ)が舞台です。現在のような出場年齢制限がなかったこともありますが、同五輪に何と12歳で出場。冬季五輪の日本女子初代表でもありました。

原文どおりに表記することを原則としますが、読みやすさの観点から

・漢字の旧字体は新字体に
・句点(。)を補った方がよいと思われる部分には1字分のスペース
・当時大文字の「ゃ」「ゅ」「っ」等の拗音(ようおん)、促音は小文字に

等の手を加えています。ご了承ください

中原 光一(なかはら・こういち)

1972年生まれ、大阪府出身。98年入社。校閲だけでなく、高松総局で出稿記者を2年弱、大阪編集センターで紙面編集を約3年経験。また教育総合本部でも2年勤務。クラシックからアイドルまで音楽なら何でも大好物。