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終息宣言、8月27日にも 口蹄疫問題、宮崎県が方針

2010年7月21日22時21分

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 家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)問題で、21日にあった宮崎県議会の環境農林水産常任委員会で県側は、このまま異常がなければ、8月27日に「終息宣言」を出す方針を明らかにした。農場に残った糞尿(ふんにょう)の消毒と堆肥(たいひ)化による処理が終了する時期に合わせた。宣言前には、県内すべての牛や豚の安全性を確認するための目視による全頭検査もする。対象は約7700農場で、22日に都城市から着手し、8月11日までに終える。

 県は口蹄疫に感染したり、感染が疑われたりした家畜と、ワクチン接種分の家畜のすべて、計約28万9千頭の殺処分を終えているが、農場にはウイルスが潜伏している可能性のある糞尿がまだ残っている。県は消石灰をかけて消毒し、さらに発酵・堆肥化して、その過程で起きる熱でウイルスを消滅させる考えだ。この作業が終わるめどを8月27日としている。

 全頭検査の対象は牛約7200農場、豚約500農場。獣医師が巡回し、異常がないかどうか確認する。専属の獣医師がいる豚の農家は、電話での聞き取りの場合もある。

 検査は、現在は休んでいる子牛の競り市の再開を見越して、県外に出荷される子牛(2008年度実績約3万頭)の安全性を全国にアピールする狙いもある。

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