現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 中東政変
  5. 記事

ムバラク前大統領、重体説も 容体悪化と外交筋

2011年2月16日15時1分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真エジプトのムバラク前大統領=AP

 【カイロ=石合力】エジプトのホスニ・ムバラク前大統領(82)が滞在先の東部シャルムエルシェイクで体調を崩し、容体が悪化している模様だ。当地の複数の外交筋が明らかにした。生死にかかわる事態になっているとの見方もでている。

 30年にわたって大統領を務めたムバラク氏は、今月11日に民衆デモで退陣に追い込まれ、家族らとともに首都カイロから脱出した。外交筋によると、シャルムエルシェイク到着後、体調が悪化したが、本人は家族らにあくまでも祖国で死にたいとの意向を漏らし、投薬などの治療や国外での本格的な治療を拒否しているという。ロイター通信は16日、エジプト軍筋の話として「ムバラク氏は呼吸をしている」と語ったが、体調についての具体的な説明はなかったと報じた。

 ムバラク氏の動静をめぐっては退陣後、発作を起こして意識不明になったとの重病説やうつ病状態になったとの説が流れ、14日には駐エジプトの米国大使が米NBCテレビに「何らかの健康悪化の可能性」を示唆していた。

 ムバラク氏は昨年3月にドイツで胆嚢(たんのう)の手術を受けたことから、退陣前の段階から、治療目的でドイツに渡航するのではないかとの見方も出ていた。

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介