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米大統領「暗い影が除かれた」 カダフィ氏死亡に声明

2011年10月21日11時45分

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 オバマ米大統領は20日、リビアのカダフィ氏の死亡を受けてホワイトハウスで声明を発表し、国民評議会を軸とする新たな政権づくりを全面的に支援する考えを示した。北大西洋条約機構(NATO)とともに続けてきた軍事行動を早急に終える方針も明らかにした。

 オバマ氏は「専制の暗い影が取り除かれた」とし、カダフィ政権下の圧政を改めて批判。「今日の出来事によって、鉄拳支配は終末を迎えると再び証明された」とし、中東やアフリカで民主化を弾圧する政権に対し「人間の尊厳を否定する指導者は成功しない」と警鐘を鳴らした。

 一方で、評議会など反カダフィ勢力を支えたリビア市民を「あなたたちが革命を勝ち取った」と称賛。すべての勢力が対立を超えて参加する「包括的で民主的」な国家の建設に責任を持つよう求め、暫定政府の早期樹立と自由で公正な選挙の実施を呼びかけた。

 英仏などが主導した軍事作戦を米国が後方から支えた今回の軍事作戦については「前例のない地球規模の対応」と評価。国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン容疑者殺害作戦に並ぶ外交的な成果と位置づけた。また、財政難の中で軍事行動に後ろ向きな米国民に向けて「NATOの任務はまもなく終わる」と語った。(ワシントン=望月洋嗣)

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