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リビア攻撃、月内で終了へ NATO空爆、7カ月で幕

2011年10月22日16時32分

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写真拡大リビアの首都トリポリで20日、ライフルを手に勝利を祝う子どもたち=AP

 北大西洋条約機構(NATO)は21日開いた加盟国の大使級会合で、31日に対リビア軍事作戦を終えることを決めた。「市民の保護が目的で、カダフィ個人が標的ではない」と主張し続けたNATOだが、カダフィ氏の死を確認したことで、7カ月余り続いた空爆に幕を閉じる。

 近く正式決定する。ラスムセン事務総長は21日夜、ブリュッセルの本部で記者会見し、「目を見張る成功を収めた」「歴史の特別な瞬間だ」などと述べて成果を誇った。

 作戦終了までの約10日間は、残ったカダフィ派の行動に警戒を続けるという。しかし、11月以降は一切の作戦停止を明言。近隣に部隊を残すことも否定した。

 カダフィ氏が死亡した経緯については「新政権が法の精神や人権に基づいて透明性を持って扱うことを期待する」と述べるにとどめた。NATOがカダフィ氏の所在を確認して攻撃したとの見方も改めて否定した。

 リビア空爆は米軍主導で3月19日に開始。NATOが指揮権を握った3月31日以降、英仏軍を中心に10月20日までに爆撃機が出動した回数は9634回。国連安全保障理事会の決議に基づき、空爆のほか、海上での武器禁輸の監視などもしていた。(ブリュッセル=野島淳)

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