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第一党の穏健派イスラム政党、連立協議開始 チュニジア

2011年10月28日21時25分

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写真拡大チュニスで27日、開票結果に喜ぶナハダの支持者=渡辺淳基撮影

 ベンアリ政権が倒れたチュニジアで23日にあった制憲議会選挙(定数217)の結果が27日、発表された。穏健派イスラム政党のナハダが90議席を獲得し、第1党となった。ただ、単独過半数には届かず、30議席を得て第2党となった中道左派政党・共和国会議などとの連立協議を始めた。

 ナハダはベンアリ政権時代は非合法化されていた。選挙では宗教色を一定程度抑えながら、イスラムの理念に沿った段階的な改革を主張し、支持を集めた。

 制憲議会は、革命後のチュニジアのあり方を定める新憲法を制定し、正式政府の発足に向けた総選挙を準備するのが主な役割だ。チュニジアは政治と宗教を分離してきたが、この選挙でナハダが第1党となったことで、新憲法で宗教色が強まる可能性が出てきた。

 ナハダのガンヌーシ党首は同日、チュニス市内で支持者らに「我々は自由と繁栄のために革命を続ける。信心深い者と世俗派の権利は同等に尊重される」と述べ、勝利を宣言するとともに、世俗派との協調姿勢をみせた。(チュニス=渡辺淳基)

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