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デモ隊と治安部隊衝突2人死亡900人けが カイロなど

2011年11月21日0時29分

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 エジプトの首都カイロ中心部タハリール広場や第2の都市アレクサンドリアなどで18日から20日にかけ、軍政を批判するデモ参加者と排除しようとした治安部隊が衝突。エジプト保健省によると、2人が死亡し、942人がけがをした。衝突は20日夕も続いており、死傷者は増える可能性がある。

 カイロなどでは18日、全権を握るエジプト軍最高評議会を批判し、早期の民政移管などを求めるデモが行われ、数万人単位の市民が集まった。イスラム団体のムスリム同胞団や青年組織4月6日運動など、デモを呼びかけた主要勢力は日没でデモを終えて撤収する方針を決めていたが、数千人が広場に残った。これを排除しようとした治安部隊とデモ隊が衝突。治安部隊のゴム弾や催涙ガス弾の発砲、デモ隊の投石などで多くの負傷者が出た模様だ。

 エジプトでは28日から総選挙が始まる予定だ。エジプトの選挙ではこれまで、投票所周辺などで有力候補の支持者間の衝突が起きることが多く、今回の混乱で、選挙期間中の軍の治安維持能力に改めて懸念が広がっている。(カイロ=貫洞欣寛)

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