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イラク首相、米軍撤退後の治安維持に自信 都内で講演

2011年11月22日19時28分

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写真拡大講演するイラクのマリキ首相=東京都港区のホテル、高橋友佳理撮影

 来日中のイラクのマリキ首相が22日、都内のホテルで講演した。年内に予定されている駐留米軍の撤退後の治安について「イラク当局の能力は高くなっており、テロに対し十分対応できる」と自信を示し、イラクの安全性を強調、日本企業に進出を促した。

 外務省によると、テロなどによる民間人の死者は2006年をピークに減っているが、今年も10月までに約1500人が死亡している。マリキ氏は「テロリストたちがはびこる時は終わり、今は安全な環境にある。日本にイラクに対する信頼を持ってもらい、相互利益、補完の関係を築いていきたい」と述べた。

 米軍の撤退に伴い、隣国イランの影響力が拡大するのではとの指摘については、「イランであろうとなかろうと近隣諸国からの介入を認めることはない」と否定した。

 また、「アラブの春」の動きに刺激され、イラクでも民主化を求めるデモが起こっているが、マリキ氏は「憲法に違反しない限りデモ隊を拘束はしない」とし、「イラクには政治犯は1人もいない。特定の宗教、宗派に属しているために逮捕されることはない」と主張した。(高橋友佳理)

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