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リビア暫定政府が正式に発足 閣僚名簿を発表

2011年11月23日20時16分

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 リビアのキーブ暫定首相は22日、首都トリポリで閣僚名簿を発表し、暫定政府を発足させた。42年に及んだカダフィ独裁政権に代わり、新生リビアの国家再建を担う。順調に進めば正式政府の発足は2013年夏ごろとなる見通しだ。

 主要閣僚のうち、カダフィ政権打倒に大きな役割を果たし、19日にはカダフィ氏の次男セイフルイスラム氏を拘束した西部ジンタンの民兵組織司令官ジュワイリ氏が国防相に就任した。外相には東部デルナの外交官ベンハイヤル氏、内相にはカダフィ政権軍との激戦地だった中部ミスラタのアブドルアリ氏を充て、地域バランスを重視した布陣となった。

 リビアでは、カダフィ政権の崩壊後、地域間の対立が激しくなり、地域ごとにつくられた民兵組織間の衝突も起き、死者も出ている。こうした状況のなか、地域バランスを取って対立の芽を抑え込み、社会全体の安定化につなげたい狙いがあるとみられる。

 国民評議会の定めた暫定憲法では、暫定政府は8カ月以内に国民議会選挙(定数200)を行う。この選挙で選ばれた議会が、次の段階となる移行政府を発足させる。移行政府が憲法草案をつくり、憲法案批准を巡る国民投票を実施。あわせて1年以内に改めて選挙を行い、正式政府を発足させる。予定通りだと、正式政府の発足は2013年7月となる。(カイロ=貫洞欣寛)

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