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アッバス議長、ハマス指導者と会談

2011年11月25日1時7分

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写真拡大会談するパレスチナ自治政府のアッバス議長(右)と、イスラム組織ハマス政治部門最高指導者のメシャール氏=カイロ、山尾有紀恵撮影

 パレスチナ主要組織のファタハを率いるパレスチナ自治政府のアッバス議長と、イスラム組織ハマス政治部門最高指導者のメシャール氏が24日、エジプトの首都カイロで会談した。12月にパレスチナの全ての政治組織による会議を開くことで合意。勢力の統一をはかる自治政府議長、自治評議会の選挙も予定通り来年5月をめどに実施すると確認した。

 会談後、アッバス氏は記者団に「われわれは、すべてのテーマについて議論をし、意見の違いは全くなかった」と説明。メシャール氏は「パレスチナの歴史に新しいページを開いた」と同調し、両者は、友好関係を深めていることを強調した。全政治組織による会議は、イスラエルとの交渉にあたってパレスチナの結束をアピールする狙いだ。

 穏健・和平派のファタハと、対イスラエル闘争を続けるハマスは、今年5月に和解案に最終合意。「無所属」の実務者による暫定内閣のもとで選挙をすることを決めたが、その人選が難航してきた。会談では暫定内閣や、自治政府議長、自治評議会選の詳細を決めるとも目されたが、詳しくは明らかにしなかった。

 また、両者の交渉担当者は、イスラエルとの和平交渉について、「民衆による抵抗」を続けることで合意したと説明。ただ、それがハマスの武力闘争路線の放棄を意味するのかについては明言を避けた。

 ハマスをテロ組織とみなすイスラエルや米国は、両者の和解の行方を警戒しており、ハマスがパレスチナの政権に参加する場合は制裁も辞さない構えだ。(カイロ=山尾有紀恵)

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