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岡田幹事長、「透明な党運営」徹底できるか 新体制始動

2010年9月17日22時4分

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写真自民党の石原伸晃幹事長(左)と大島理森副総裁(左から2人目)にあいさつする民主党の岡田克也幹事長と鉢呂吉雄国対委員長(右端)=17日午後、国会、西畑志朗撮影

 民主党の新執行部が17日、始動した。岡田克也幹事長は「公平で透明な党運営」を基本方針に掲げ、政党交付金の公平な分配や使途の公開などに努める考えだ。ただ、参院で過半数割れした「ねじれ国会」の対応や小沢一郎元代表をめぐる「政治とカネ」の問題、来年春の統一地方選に向けた地方組織の立て直しなど課題も多い。

     ◇

 「与党議員の一人一人がしっかりと伸びやかに力量を発揮できるよう党運営を図っていきたい」。この日、国会近くの憲政記念館であった両院議員総会で、岡田氏はこう強調した。党本部での記者会見でも「ルールに基づいてやっていくことが透明、公平につながる」と指摘。さらに「議論を尽くしていく」とも語り、上から押しつける党運営は避け、議論の積み上げを目指す考えを示した。

 この日の内閣改造で小沢グループが登用されなかったことを問われると、岡田氏は「誰を閣僚にするかは首相がお決めになることで、現時点で考えられるベストのメンバー」と強調。「意図的に排除したわけでない」と説明した。

 参院選敗北の責任を取ったはずの枝野幸男前幹事長を幹事長代理に指名したのは岡田氏だ。小沢グループを中心に反発が強まっているが、岡田氏は「彼の能力を評価しているので代理にお願いした」と意に介する様子はなかった。

 小沢氏の「政治とカネ」をめぐる問題への対応も問われる。「新しい政治を目指す」と意気込む岡田氏には、党内から厳しい対応を期待する声が強い。小沢氏に対する検察審査会の結論は10月中にも出される見通しで「強制起訴」となる可能性もある。ただ、岡田氏は「仮定の質問に答えるにはあまりに重い質問」と述べるにとどめた。

 来月6日召集で最終調整している臨時国会は、新執行部にとって喫緊の課題だ。岡田氏は「政治は国民のためにある。この思いを共有して誠心誠意、野党のみなさんと話をしていく」と語る。

 鉢呂吉雄国会対策委員長も対話重視だ。この日の会見で「現実論としては政策、法案ごとの協議をして合意形成を図っていくことになるのではないか」と指摘。具体的には「大臣だろうが副大臣、政務官(の経験者)だろうが汗をかいていただきたい」と語り、今回の改造で内閣からひいた政務三役を国会対応で積極的に起用する考えを示した。

 11月の沖縄県知事選にどう臨むかについて、岡田氏は「政権与党なので内閣の基本方針に沿って候補者選定は行わねばならない。県連がどういう考え方なのか、よくうかがって対応を検討したい」と答えた。来春の統一地方選に向け、地方組織の立て直しも迫られている。

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