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首相の「脱原発」は鴻毛より軽い 海江田経産相が批判

2011年7月21日19時27分

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写真拡大参院予算委で答弁のため挙手する海江田万里経産相。手のひらに「忍」の文字が書かれていた=21日午前11時41分、国会内、仙波理撮影

 「羽毛」より軽い首相の言葉を「忍」の一字でじっと耐える――。海江田万里経済産業相は21日の参院予算委員会で、こんな心境をのぞかせた。

 「内閣で一致した言葉でないなら一私人の言葉だ。それは『鴻毛(こうもう)』より軽い」。海江田氏は自民党議員への答弁で中国の歴史家・司馬遷の言葉を引いた。鴻毛は鴻(おおとり)の羽毛の意で極めて軽いことの例え。菅直人首相が会見で「脱原発」を表明しながら、後で「個人的な考え」としたのを批判したものだ。海江田氏はさらに司馬遷の言葉を用い「総理の言葉は、内閣が一致しての発言なら『泰山(たいざん)』(中国・山東省にある山)より重い。総理発言は泰山より重くあって欲しい」。

 また首相の対応に不満を募らせ、辞意も固めた海江田氏は左手に「忍」と書いて質疑に臨んだ。「国会に平常心で臨むよう自分に言い聞かせるため」という。

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