現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 菅政権
  5. 記事

海江田氏優位、追う野田氏 民主代表選決選投票の公算大

2011年8月29日3時33分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

図拡大民主党代表選の情勢

図代表選の日程

 民主党代表選は29日、東京都内で開く両院議員総会で投開票され、同日午後に新代表が選出される。海江田万里経済産業相(62)が120票に迫る勢いで優位に立ち、野田佳彦財務相(54)が65票前後を固めて追う展開だ。前原誠司前外相(49)が続き、鹿野道彦農林水産相(69)と馬淵澄夫前国土交通相(51)は伸び悩んでいる。1回目の投票で過半数に届く候補は出ないと見られ、海江田氏と野田氏か前原氏による決選投票になる公算が大きい。

 朝日新聞の28日夜までの取材では、90人以上の党所属国会議員が態度を決めておらず、情勢は流動的だ。決選投票では、2位以下の候補の票が海江田氏以外の候補に集まる可能性があり、予断を許さない。

 小沢一郎元代表が支援を表明した海江田氏は、小沢グループ(約120人)と鳩山由紀夫前首相のグループ(約30人)の多くが支援に回った。さらに、選対本部長を務める旧社会党グループの赤松広隆元農水相ら同グループの一部の支持を集めて115〜120人を固めた。小沢氏が連日、陣営を訪れて引き締めを図っている。

 野田氏は、自身のグループ(約30人)に加え、菅直人首相のグループ(約30人)や岡田克也幹事長の支援を受けている。28日に自主投票を決めた旧民社党系議員グループ「民社協会」の一部からも支援を得て、55〜60人の支持を固めた。さらに5〜10人の上積みが見込まれる。

 前原氏は、自身のグループ(約40人)のほぼ全員に加え、グループに所属しない中堅・若手議員を取り込んで45〜50人の支持を固めた。ただ、27日の告示日に発覚した新たな外国人献金問題なども影響し、立候補を正式表明した当初の勢いは衰えている。

 鹿野氏は、小沢グループと鳩山グループの一部や農業政策に詳しいベテラン議員を中心に「脱小沢」や「親小沢」ではない中間派の受け皿として35人程度の支持を確保した。馬淵氏も若手を中心に25人前後が支持を表明。だが、現段階では両氏に決選投票に残る広がりは見られない。

 各陣営では決選投票をにらんだ動きも加速している。海江田氏の陣営は、鹿野氏や馬淵氏を支持する議員への働きかけを強めている。小沢氏と距離を置く議員の間では、野田、前原両氏のうち、2位になった候補を決選投票で一致して推す動きが強まっている。

    ◇

 〈代表選のしくみ〉 党員資格停止中の小沢一郎元代表ら9人を除く党所属の国会議員398人(衆院292人、参院106人)による投票で決める。1回目の投票で過半数を制する候補がいない場合は、上位2人の決選投票になる。1回目の投票で2位が同数の場合はくじ引きで決選投票進出者を決める。決選投票が同数の場合は決まるまで投票を繰り返す。

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介