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小沢氏ら37人除名処分へ 鳩山氏は党員資格停止6カ月

2012年7月4日0時25分

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表民主党の主な処分内容

 民主党は3日の常任幹事会で、衆院採決で消費増税法案に反対し、離党届を提出した小沢一郎元代表ら衆院議員37人を除名する方針を決めた。反対票を投じた鳩山由紀夫元首相は党員資格停止6カ月の厳しい処分にする一方、参院議員12人の離党届は受理。処分を見送ることで、法案採決時の連携の可能性を残した。

■小沢新党参加は48人に

 小沢氏とともに離党届を提出していた水野智彦衆院議員は3日撤回し、提出した衆院議員は37人となった。また、瑞慶覧長敏衆院議員は同日、小沢新党への参加見送りを表明し、新党結成に参加するのは衆参の計48人になる見通しだ。

 民主党の処分では、増税法案に反対し、党に残った18人は党員資格停止2カ月。代表経験者の鳩山氏と差をつけた。関連3法案すべてに欠席・棄権した12人は常任幹事会名で厳重注意、増税法案のみに欠席・棄権した3人は幹事長名で注意とした。原発再稼働に反発した平智之衆院議員の離党届は受理した。処分内容は党倫理委員会の審議を経て正式決定する。

 野田佳彦首相は3日、視察先の宮城県山元町で「一日も早く党の規律を回復し、態勢の立て直しを早急にしなければいけない」と説明。輿石東幹事長ら党執行部は当初、小沢氏らの離党届を受理する方針だったが、新党結成の表明で「反党行為で除名するのは政党論として基本」(首相周辺)と判断し、受理せず除名することになった。

 輿石氏は3日の臨時役員会で、参院議員12人の離党届を受理することについて「造反の事実がない」と強調。鳩山氏の処分については常任幹事会で「元首相、元代表としての重い地位、責任に鑑みて他の方とは違う処分になった」と述べた。前原誠司政調会長は記者会見で「仮に解散総選挙になった場合は公認候補にはならない」と明言。鳩山氏は記者団に「甘んじて受けるが、離党者が出る党にした責任こそ問題の本質で、反省してほしい」と語り、党執行部を批判した。

 一方、小沢氏と新党結成を目指す衆院議員33人は3日、国会内で新党結成準備世話人会を開いた。新党に参加する全議員が4日に集まり、小沢氏に党首就任を正式に要請し、会派の届け出を行うことも確認した。

■民主党の主な処分内容

▽除名 小沢一郎元代表ら37人(消費増税法案反対。離党届提出)

▽党員資格停止6カ月 鳩山由紀夫元首相(増税法案反対。代表・首相経験者)

▽党員資格停止2カ月 山田正彦元農林水産相ら18人(増税法案反対)

▽常任幹事会の厳重注意 原口一博元総務相ら12人(関連3法案〈※〉に欠席・棄権)

▽幹事長の注意 小沢鋭仁元環境相ら3人(消費増税法案のみ欠席・棄権)

※関連3法案:消費増税、社会保障制度改革推進、認定こども園法改正の各法案

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