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竹島、日本が単独提訴へ 韓国の拒否方針受け

2012年8月22日7時22分

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写真拡大「竹島の領土問題に関する関係閣僚会合」で発言する野田佳彦首相。右は岡田克也副総理、左は藤村修官房長官=21日午前9時50分、首相官邸、仙波理撮影

図拡大竹島領有権問題をめぐる日本の対応

 野田政権は21日、竹島(韓国名・独島〈トクト〉)の領有権問題について国際司法裁判所(ICJ)への共同提訴に同意するよう求める口上書を韓国政府に提出した。韓国側は近く文書で正式に拒否する方針を表明。野田政権は韓国側の対応を踏まえ、単独提訴に踏み切る方針だ。

 口上書は、ソウルの日本大使館の大槻耕太郎参事官が韓国外交通商省を訪れ、崔鳳圭(チェ・ボンギュ)東北アジア1課長に手渡した。ICJへの共同提訴を提案するのは1954年、62年以来で50年ぶり。口上書では、65年の日韓合意文書に基づく調停も提案した。

 外交通商省の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は21日、口上書提出に先立って行われた記者会見で、ICJ提訴や合意文書に基づく調停の提案は「一顧の価値もない」と述べ、応じない姿勢を改めて明確にした。口上書への対応については「文書で日本側に我々の既存の立場を明確に伝える」と語った。

 韓国側が正式に拒否した段階で、野田政権はICJへの単独提訴の準備に着手する方針で、訴状作成には数カ月かかる見通し。ただ、韓国の同意がなければ裁判は始まらない。日本としては単独提訴することで、国際社会で竹島が日本固有の領土であるという主張に対する理解が広がることを期待している。

 また、大槻参事官は崔課長に対し、韓国の金星煥(キム・ソンファン)外交通商相が21日に国会で天皇訪韓について「(韓国に来れば)当然、謝罪すべき部分があれば、謝罪しなければならないのは間違いない」と発言したことに対し、厳重に抗議した。

 一方、野田政権は21日午前、竹島問題で関係閣僚会合を開催し、口上書の提出を確認。首相は「韓国政府に(提訴に)堂々と応じるよう求めていきたい」と表明し、李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島上陸への対抗措置を検討するよう指示した。

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