現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 民主政権
  5. 記事

野田首相、民主党代表に再選 1回目の投票で大差つける

2012年9月21日14時56分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真拡大民主党代表に再選され、会場に一礼する野田佳彦首相=21日午後2時48分、東京都内のホテル、樫山晃生撮影

 民主党代表選は21日午後、東京都内で開いた臨時党大会で投開票され、野田佳彦首相(55)が投票権を持つ国会議員336人の6割超の票を得たうえ、地方議員や党員・サポーター票の7割を超すポイントを確保して、1回目の投票で再選を決めた。

 野田首相は818ポイント、原口一博元総務相(53)が154ポイント、赤松広隆元農林水産相(64)が123ポイント、鹿野道彦前農水相(70)が113ポイントを獲得した。

 国会議員と公認内定者の票は首相が218票、赤松氏41票、原口氏31票、鹿野氏43票。党員・サポーター票では野田首相が296ポイント、原口氏が72ポイント、赤松氏が24ポイント、鹿野氏が17ポイントを獲得。地方議員票は野田首相が93ポイント、原口氏が20ポイント、赤松氏が18ポイント、鹿野氏が10ポイントだった。32万人余に投票権がある党員・サポーター票の投票率は33.72%だった。

 野田首相は24日から国連総会出席のため訪米。帰国後、党役員人事と内閣改造の検討を本格化させる。26日の自民党総裁選を見極めたうえで自公両党首と会談し、特例公債法案や「一票の格差」を是正する衆院選挙制度改革法案の成立へ協力を求めたい考えだ。

 首相は21日、都内のホテルで陣営が開いた「必勝を期す会」に出席。約140人の議員を前に「同志の輪の拡大に献身的に取り組んでいただき、お礼申し上げる。最後まで気を抜かず努力したい」と述べた。また、党大会の演説で「日本の最大の政治改革は、決めなければならない時に決めることだ」と述べ、消費増税法成立の実績を訴えた。

 首相は代表選で自身のグループ(約30人)のほか、前原誠司政調会長のグループ(約40人)、菅直人前首相のグループ(約30人)、旧民社党系議員グループ(約25人)など幅広く支持を取り付けた。21日早朝から開票作業が始まった地方議員と党員・サポーター票でも優位に立ち、1回目の投票で過半数のポイントを確保した。

 代表選では、選挙期間中も離党の動きが相次ぐ状況が続き、党分裂を招いた首相の政権運営が争点になった。赤松氏、原口氏、鹿野氏は首相批判に的を絞った主張を展開。首相は「中途半端に政権を投げ出すわけにはいかない」と防戦に回ったが、他の3候補の支持は伸び悩んだ。

 赤松氏は21日、都内で記者団に「原点は弱い人の視点に立つこと。自民党との違いをはっきりさせ、政権を維持したい」と表明。原口氏は「国民の力を信じ、主権者の声を大切にすることから民主党を再生させようと思う」と述べ、鹿野氏は「党が一つにならないと政権運営ができない。(代表選が)終わった後も党をまとめるためにやるべきことがある」と強調した。

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介