藤村修官房長官は26日の記者会見で、使い道が公開されていない内閣官房報償費(官房機密費)の公開について「近日中に(対応を)取りまとめて私案を示したい」と述べた。来月16日には総選挙を控えることから、本格的な検討は「内閣ができたら引き継ぎたい」としている。
民主党は野党時代、支払い記録書をつくって10〜25年経過したら公開することを義務づける「機密費流用防止法案」を提出。藤村氏も昨年9月の就任後、海外事例などを基に公開の在り方を検討していた。
大阪地裁は22日、衆院選直後の2009年9月に当時の河村建夫官房長官(自民)が引き出した官房機密費2億5千万円の公開を市民団体が求めた訴訟の判決で、一部の文書の不開示処分を取り消した。