現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 猛暑列島
  5. 記事

猛暑のせい?マリモに異変 腐敗ガスや空洞化 阿寒湖

2010年9月18日15時0分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真マリモから噴き出るガス。内部が腐敗しているためだ=釧路市教委マリモ研究室提供

 北海道釧路市の阿寒湖で、国の特別天然記念物マリモに異変が起きている。内部が腐敗してガスがたまり、湖面に浮き上がったり、空洞化して湖底で割れたり。釧路市教委マリモ研究室は夏の猛暑で水温が上がり、悪影響を与えた可能性が高いとみて調べている。

 同研究室が今月上旬に行った調査では、こうしたマリモが十数個確認された。大きさは10〜20センチ前後。これまでも光合成でできた酸素が表面に付着して浮いてしまうことはあった。しかし、年に数個と極めて少なく、1回の調査で十数個確認されたのは例がない。今後、詳しく分析して原因を調べる。

 釧路地方気象台によると、阿寒湖畔の8月の平均気温は21.3度と平年を4度近く上回った。同研究室の若菜勇学芸員によると、阿寒湖の水温も通常より3度ほど高かった。同研究室は「秋以降も被害が広がれば、何らかの対策をとらなければならない」と説明している。(横山蔵利)

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介