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心原性脳塞栓(そくせん)症と診断された長嶋茂雄氏(68)について、徹夜で付き添った長男の一茂氏(38)は5日、記者会見し、「ストレスも多かったのではないか。安心させる言葉をかけるようにした」と気遣いを見せた。スポーツ界のみならず戦後日本を代表する「顔」の入院に、多くの人が驚きと心配を口にした。
「自分もパニックになった。先生にお任せしているので、家族としては神様にお祈りするしかない、と」
5日、正午すぎ。東京都新宿区の東京女子医大病院の弥生記念講堂での記者会見で、医師団による病状の説明の後、一茂氏は話した。
昨日から一睡もせずに付き添い、病状の説明を受けていた。その目が時折、潤む。
「(病院に運ばれ)ストレッチャーに乗せる時、意識はもうろうとしていた」「安心させる言葉をかけようと心がけた」
茂雄氏が調子を崩した時の家族の対応の説明が続いた。
右半身に軽いまひがあるという。
「『右の部分がどうしちゃったのかな』というようなことを言っていた」「うなずいたり、『わかった』というような話はあった」
そして時折、多忙な父親を思いやった。
「おやじも68ですし、アテネ五輪でプレッシャーを受けていてストレスも多かったのではないか」「(五輪には)無理をしてほしくない」
ただ、『ファン』にも気を使って言葉をついだ。
「ファンが、国民が一番期待しているし……」
世代を超えて慕われているスーパースターの入院に、講堂は100人を超える報道陣が集まった。一茂氏や医師団の前に置かれたマイクの数は50本近かった。
「本当に野球一筋に生きてきて、プロ野球をここまで盛り上げてきた人。一日も早くよくなるよう祈っていただけたら幸いです」
一茂氏はそう言った。
(04/03/05 13:40)
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