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「期待に沿えず…」知事選で落選の自民・重徳氏ら

2011年2月6日22時35分

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写真敗戦の弁を語る重徳和彦氏=6日夜、名古屋市中区、小川智撮影

 落選が決まった重徳和彦氏は、名古屋市中区の事務所で「十分期待に沿える結果を出せなかったことをおわび申し上げます」と支持者に頭を下げた。

 知事選で重徳氏を推薦した自民党県連は、「重徳氏では勝てない」とする県議らの反発を抑えられなかった。党本部の谷垣禎一総裁ら執行部も重徳氏を支援はしたが、推薦は見送りに。中堅の同党国会議員らが大村氏支援に入ったほか、同党県議の一部も水面下で大村氏に協力するなど、最後まで足並みは乱れた。

 市長選に独自候補を擁立せず、河村氏の対立候補として前民主党衆院議員の石田氏に「相乗り」したことも、内部の批判を呼んだ。トリプル投票の指揮を執った鈴木政二会長らの責任を問い、県連執行部の刷新を要求する声が反主流派から噴出している。

 ただ、鈴木氏以外の同党の県選出国会議員は、昨年初当選した藤川政人参院議員だけ。「刷新するにも人材が足りない」(県連関係者)という状態だ。当面は、現執行部が4月の統一地方選や衆院愛知6区補選を指揮せざるをえないとの見方もある。重徳氏の落選が決まった後、鈴木会長は記者団に対し「すぐに名古屋市議選、愛知県議選などがある。責任はきちっと選挙に対応すること」と語った。

 共産党が知事選に推薦した土井敏彦氏と、市長選に推した八田ひろ子氏も落選が決まり、同市中区の事務所でそれぞれ支持者らにあいさつした。土井氏は「非常に残念な結果になった。みなさんの期待に応えられなかった。わたしの力不足。引き続き住民の要求実現のために活動していきたい」。八田氏は「力不足をおわびしたい。市民のみなさんからの率直な訴えを受け止める中で、この国の形は本当に大変な事態に直面していると実感した。まだまだ皆さんの声をうかがい切れていなかった」と硬い表情で語った。

 国民健康保険料の引き下げや住宅リフォーム補助による景気・雇用対策を訴えたが、出遅れが響き、支持を広げられなかった。

 みんなの党公認で知事選に臨んだ薬師寺道代氏も、落選が決まると、同市中区の事務所に集まった支持者に深々と頭を下げた。「残念ながら力不足だったが、自分の政策や選挙スタイルが間違っていたとは思わない。着実に党や私が何をやりたいのかが広がっている」。昨年の参院選に続き一定の支持を集めたことで、出直し市議選や4月の県議選への足がかりを得た形となった薬師寺氏は、両選挙への支援を呼びかけた。

 市長選に臨んだ杉山均氏は無所属で「河村派でも議会派でもない」と訴えたが、支持は広がらなかった。

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