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津波避難中のジレンマ、ゲームで疑似体験 徳島大院開発

写真:避難訓練する中学生らに、端末画面から次々と難問がつきつけられた=徳島市拡大避難訓練する中学生らに、端末画面から次々と難問がつきつけられた=徳島市

図:避難訓練ロールプレーイングゲームで迫られる判断の例拡大避難訓練ロールプレーイングゲームで迫られる判断の例

 【中川竜児】津波から逃げる途中、助けを求められたらあなたはどうする――。避難中に実際に起こり得るさまざなジレンマをゲーム感覚で疑似体験できるタブレット端末向けソフトの開発に、徳島大大学院(徳島市)の研究グループが取り組んでいる。今夏、南海トラフ巨大地震が起きたとする想定で、地元中学生が「避難」した。

特集:南海トラフ地震の被害想定

 訓練は架空のストーリーに沿って展開する。タブレット画面に地震の映像が2分間流れ、訓練はスタート。全地球測位システム(GPS)を利用し、経路内に用意された約25の「シーン」に到着すると、端末の画面に自分のいる場所の画像が表示される。壊れた建物の画像が出たり、拡張現実機能を使って、現実の風景に炎や煙が重なって映し出されたりする。さらに、「シーン」のうち5、6カ所では画面に難題が表示され、避難者に厳しい「選択」を迫る仕掛けだ。

 こんな「避難訓練ロールプレーイングゲーム」に挑戦したのは、徳島市津田中学校の生徒ら約30人。先月23日、生徒らは海岸沿いの3地点から決められた経路で約1キロ離れた避難所まで、津波到達予想時間をもとに設定された35分以内にたどりつくことを目指した。

 ある「シーン」で2年の山本雛子さん(13)らのグループは、「保育園児3人を助けるか」という判断を迫られた。「はい」を選択すると、園児1人に相当する8キロのリュックサックを背負わされる。続いて、「足の不自由な高齢者の様子を見る」ことを選んだため、200メートルほど回り道。避難所まで300メートルほどの時点で津波到達時間が迫る。避難所そばの中学校で「けがをした後輩の手当てをするか」と尋ねられたが「時間がない」と判断。先を急いだが、100メートルを残してタイムアップとなった。

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