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選挙期間中、ツイッター上で連日、最も多く話題になった政党は自民党だった。終盤の19日以降、共産党が累計で民主党を抜いて2位になり、現実の勢いとネットが重なり合った。共産党は「原発」や「憲法」と一緒につぶやかれることが多かった。
ビリオメディア参院選ツイッターの利用者全体が発信した単語で見ると「原発」が約25万5千件と大きな関心を集めた。ただ、「原発」のうち引用や転載されたものを除いたオリジナルのツイートの数は約7万2千件。固定化した集団の中で次々と引用や転載が繰り返されたものの、外には広がらない傾向があった。参院選では、原発再稼働にかじを切った自民党が大勝した。ネット上の発言が選挙結果全体に影響を与えたとは言えない。
■発信と関心にすれ違いも
ネット上の関心と候補者の発信の間には、ずれがあった。ツイッター上の単語の出現回数を調べると、候補者のツイートでは「演説」「街頭」など選挙活動の告知が多かった。「演説」に比べると「原発」は約5分の1、「憲法」は約13分の1。「演説場所などの情報では、投票の材料にならない」という不満はツイッター上にもあふれた。