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(ソーシャルA)「就活、クールさ基準」榎本竜展さん

写真:「ウィルポート」代表取締役・榎本竜展さん=東京都千代田区内神田3丁目「マトメカフェ」拡大「ウィルポート」代表取締役・榎本竜展さん=東京都千代田区内神田3丁目「マトメカフェ」

 【板垣麻衣子】就活生に創業間もないベンチャー企業のインターンシップを仲介する「Willport(ウィルポート)」の代表取締役、榎本竜展さん(31)。起業を志し早稲田大学を中退後、リクルートHRマーケティングや人材ベンチャーを経て、今年1月に自社サービスを公開したばかりだ。

 榎本さんは、約10歳年下の就活生と日々接する中で、「優秀な子たちほど肩の力が抜け、本当の意味でグローバルな視野を持ち、みずみずしくしなやかに生きている」と感じるという。

 同社には、東大、早稲田大、慶応大の学生を中心に約150人の学生らが登録。榎本さんによると、彼らが企業を選ぶ基準は「規模や知名度よりも、その企業が“クール”かどうか」。合理的な働き方ができ、その企業が社会に対してどんな価値を創出したいのか、明確な世界観を持っていることが重要だという。

 榎本さんの仲介で、今月からクラウド・ファンディングのベンチャー企業でのインターンが決まっている東大工学部3年の井上みのりさん(21)は、「実力次第でフレキシブルに働けるかどうかが大事。将来は、海外に行って、自由闊達(かったつ)な雰囲気の職場で実力をつけたい」。今年夏まで1年間米コロンビア大学に留学し、現地のベンチャー企業を自分の目で確かめた結果、たどりついた結論だ。

 榎本さんは10年前の自身の就職活動を振り返り、「周りの友人たちも、商社などを中心に有名企業から受けていくのが主流だった」。それに比べ、今の学生の優秀な層は「ベクトルが自分じゃなく、初めから社会に向いている。価値観が洗練されているのを感じますね」。

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