メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

11月14日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

秘密保護法案の疑問点、弁護士がネット中継で解説

 【古田大輔】朝日新聞デジタルは5日夜、特定秘密保護法案への賛否や意見を募る「投稿マップ」へ寄せられた声をもとに、2人の弁護士に法案を解説してもらう様子をインターネットで生中継した。秘密指定の範囲やチェック、処罰対象の広さなどの問題点が指摘された。

解説の概要はこちら特定秘密保護法の特集ページはこちら

 投稿マップに寄せられた賛成意見では《秘密を守る法律がないのはおかしい》《困るのはスパイだけ》などの書き込みがあった。

 東京地検元検事で特定秘密保護法案に詳しい落合洋司弁護士は「国家公務員法や自衛隊法がある。『こういう法律がなかった』というのは誤りだ」と指摘。秘密指定をチェックする独立した第三者機関がなく、指定範囲が不明確なままに広がる恐れにふれて、「スパイ以外でも、公務員に情報を聞く人はいる。そういう人が処罰や捜査の対象になりうる」と述べた。

 《国を守るため》《同盟国との情報共有のため》として法案に賛成する意見については「情報管理を整える意図は間違っていない。総論と各論をわけて考え、人権侵害にならない方法を議論すべきだ」と語った。

 また、機密保護について定めた米国の大統領令について、落合氏は「内部告発を押さえつける方に働いているとの批判がある」と指摘。「特定秘密保護法案が成立しても、問題点は検討し続けないといけない。それが国家、国民のため」と訴えた。

 一方、ネットで法律相談サービスを行っている「弁護士ドットコム」代表の元榮(もとえ)太一郎弁護士は、所属する弁護士100人に緊急アンケートを行った結果を紹介。賛成9人、反対85人、どちらでもないが6人だったという。

 元榮氏は「反対する人からは『秘密か否か司法判断する具体的な手続きがない』『適性評価制度でプライバシーが侵害される恐れ』『憲法が定めた知る権利や報道の自由を侵害する』などの声がある」と紹介。一方で「賛成する人からは『現行法では秘密の指定範囲も基準もわからず、かえって危険』という意見も出た」と述べた。

 解説している様子はネットで生中継され、視聴者から質問も受け付けた。《法案が定めるテロリストとは何か》という質問に、落合氏は「法案の12条には『政治上その他の主義主張に基づき、国家や他人に強要』とある」と述べ、広く解釈すればデモが対象となる可能性も指摘した。

PR情報

検索フォーム

ソーシャルメディア 最新記事

朝日新聞公式アカウント関連のツイート

注目コンテンツ

  • 写真

    【&BAZAAR】圧迫感にサヨナラ!

    快適な開放型イヤホン

  • 写真

    【&TRAVEL】美食も自炊も「地獄蒸し」で

    楽しいひとり温泉

  • 写真

    【&M】街を埋めつくすグラフィティ

    NYの“異様”な光景

  • 写真

    【&w】樹木希林さんの登場号に反響

    ほんやのほん

  • 写真

    好書好日宝塚の美、元スターが伝授

    ヅカファンの男性が試してみた

  • 写真

    WEBRONZA海を漂う魚の幼生の謎を追う

    今日の編集長おすすめ記事

  • 写真

    アエラスタイルマガジン山本編集長が語る選ぶべき靴

    ビジネスで最適な一足とは?<PR>

  • 写真

    T JAPANクリュッグの新しい愉しみ

    6代目当主オリヴィエに聞く

  • 写真

    GLOBE+検査は万能ではありません

    連載「英国のお医者さん」

  • 写真

    sippo野生化した猫も元飼い猫

    都内で「森ネコ」の飼い主探し

  • 働き方・就活

  • 転職情報 朝日求人ウェブ