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国の除染、最大3年間延長を発表 環境省、南相馬など

 環境省は26日、東京電力福島第一原発事故で住民が避難した福島県の11市町村で行っている国直轄の除染について、作業期間を最大で3年間延長すると発表した。各自治体ごとの実施計画を見直した。住宅地やその周辺を優先的に除染し住民の帰還に向けて環境を整える計画だ。

 除染作業を2016年度まで3年間延長するのは南相馬市と富岡町、浪江町、飯舘村の4市町村。比較的作業が進んでいる川俣町と葛尾村は、15年度までの2年間の延長になる。放射線量が高いエリアが広い双葉町については、現在行われているモデル除染の結果をもとに除染計画をつくる。

 一方、すでに作業が終了している田村市のほか、楢葉町、大熊町、川内村の計4市町村については今年度中に作業を終える。

 12年1月に環境省が示した工程表は、11市町村について一律で今年度中に終了するとしていた。しかし、各自治体ごとに汚染の状況などが異なり作業の進み具合に差が出ている。このため、環境省は当初の工程表を撤回、市町村ごとの進捗(しんちょく)状況をもとに新しい実施計画を検討していた。

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