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錦織、王者の予感 テニス新時代を拓く テキスト版はこちら

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男子シングルス決勝でマリン・チリッチと対戦する錦織圭=ロイター

2014年9月公開

 夕暮れ迫るセンターコート。錦織圭が準優勝者に贈られる銀の皿を受け取り、英語でスピーチした。日の丸が背後ではためく。

 「とてもつらい敗北だけど、決勝に残れたのはうれしい。僕を支えてくれたチームの皆に感謝したい」

 来年こそ。錦織は誓う。

 テニスの4大大会シングルス決勝に日本人が進むのは史上初の快挙だった。男子に限れば4強すら1933年ウィンブルドンの佐藤次郎以来、81年ぶり。プロに門戸が開放された68年以降では、誰も踏み入れたことのない領域で戦う。

男子シングルス決勝でマリン・チリッチと対戦する錦織圭=ロイター

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取材:編集委員・稲垣康介

制作:佐久間盛大、上村伸也、広部憲太郎、河上 真木子