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長崎投下の原爆「実物は黄色」 資料館、模型塗り替えへ

2011年8月25日23時23分

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写真拡大実際に展示されている濃い緑色のファットマンの模型=長崎市平野町

 長崎に投下された原爆「ファットマン」の原寸大模型を展示する長崎原爆資料館(長崎市)は25日、実物は黄色だったと発表した。模型は緑色で、実物と異なると指摘されていた。ただ、色調などは特定できず、わかった段階で塗り替える。

 ファットマンは1945年8月9日に投下されたプルトニウム型原爆。高さ3.25メートル、直径1.52メートルの模型は、96年の資料館開館時から展示されてきたが、「大きさや構造を感じ取ることに重点を置く」として、色は十分検証されなかったという。

 昨年12月、市民から「実物は黄色ではないか」と指摘があった。米政府へ問い合わせたり、NHKが所有するカラーフィルム映像を解析したりし、専門家の意見も聞いて、同館は色を決着させた。

 色調や彩度、明度までは特定できなかったため、黄色だったと説明する写真パネルを模型のそばに置く。中村明俊館長は「ファットマンの色は来館者の心に一生残る重要なもの。できる限り実物に近づけたい」と話した。(渡辺洋介)

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