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米、新式の未臨界核実験成功 地下実験場使わず、X線で

2011年5月23日1時12分

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 米エネルギー省は、強力なエックス線を使う新しい形の未臨界核実験に成功したことを明らかにした。通常の未臨界実験は、ネバダ州の砂漠にある地下核実験場で火薬を爆発させて核兵器の性能などを調べるが、今回はニューメキシコ州の研究所で発生させたエックス線による超高温・超高圧状態を使った。

 同省によると、実験は昨年11月と今年3月、サンディア国立研究所とロスアラモス国立研究所のチームが実施。「Zマシン」と呼ばれる装置が発生させる強力なエックス線をプルトニウムに照射し、データを収集した。

 同省国家核安全保障局(NNSA)のクック副局長は「実験の成功は、地下実験をしなくても保管中の核兵器の安全性や有効性を調べられることを意味し、オバマ大統領の核安全保障の考えの実現を支援するものだ」と述べた。

 オバマ政権は「核のない世界」の実現を掲げているが、核兵器の「安全性」などを維持するためだとして昨年9月、ネバダ核実験場で4年ぶりの未臨界実験を実施。今回の新たな形の実験で、反核団体などは反発を強めそうだ。(ワシントン=勝田敏彦)

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