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小泉首相は25日、韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とソウル市内の大統領府で50分間会談した。両首脳は北朝鮮の核開発問題の平和的・外交的解決のため、日韓米の緊密な協力を堅持していくことを再確認し、中国、ロシア、欧州連合(EU)とも協力して北朝鮮の説得を続けることで一致した。未来志向の日韓関係のため、青少年スポーツ交流を拡大し、若者を中心に両国民の信頼関係を築いていくことや、盧大統領の早期訪日でも合意した。
大統領にとっては就任後初の首脳会談となったため、「成功」を最優先し、両国間の懸案である首相の靖国神社参拝には触れなかった。両首脳はまた、この日明らかになった北朝鮮の地対艦ミサイル発射も取り上げなかった。
日本側の説明によると、対北朝鮮政策では大統領が金大中・前大統領の包容政策の継承を明言し、「北東アジアの平和と共同の繁栄という視点からアプローチしたい。そのためにも日米との協議を強化していく必要がある」と提唱。首相は「日米韓の協調が不可欠だ。前大統領が積み重ねた外交努力を継承する考え方を高く評価する」と語った。
大統領はさらに、「核開発は国際的な核不拡散への重大な挑戦であり、阻止すべきだ。対話を通じた平和的・外交的な解決のため、韓国は積極的な寄与を行い、役割を担う用意がある」と述べ、自らの訪朝も視野に入れていることを明らかにした。日韓両政府は、対北政策を調整する事務レベル協議を早急に開くことで合意した。
日朝関係については、首相が「北朝鮮が核兵器開発計画を放棄し、国際社会の責任ある一員となることが利益になることを理解させないといけない」と協力を要請。大統領は「日朝対話の進展が南北関係の前進にも寄与する。協力して北朝鮮が国際社会の責任ある一員になるよう働きかけよう」と応じた。
一方、日韓関係については、首相が「共同作業の基盤は若者を中心とした両国民の友情と信頼関係だ。青少年スポーツ交流を拡大し、観光振興も進めよう」と提唱。自由貿易協定(FTA)も引き続き協議していくことになった。大統領は「日韓両国間には過去に不幸なことがあったが、正しい歴史認識を踏まえつつ、未来志向の協力関係を築いていこう」と強調し、「未来志向の協力関係の中で、青少年スポーツなどの交流は非常に重要だ」と賛同した。
在韓米軍による事件をきっかけに米韓関係が悪化している点については、首相が「日本と米国との同盟関係が重要なのと同じように、韓国と米国との関係も重要だ」と強調。大統領は「米国と日本、韓国はお互いに同盟関係だという共通の認識をもって協力していこう」と語った。
(02/25 16:46)
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