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政府は20日、イラク戦争に連動して北朝鮮が挑発行動に出ることを警戒し、航空自衛隊の早期警戒管制機E767(AWACS)を日本海上空での警戒活動にあてる方向で調整に入った。日本海では、米軍のAWACSが警戒・監視にあたっており、こうした活動に空自のAWACSを加えて警戒を強化したい、との要請が、米軍から日本側にあったという。
AWACSは、地上のレーダーでは確認できない低高度や遠方から侵入する航空機を素早く察知する能力にすぐれており、空自浜松基地に4機配備されている。米軍が空自のAWACSの派遣を要請したのは、北朝鮮の戦闘機が今月2日、米軍の偵察機に異常接近した事態を踏まえ、日本海の空域監視を強化する必要がある、との判断からだ。
仮にAWACSが得た情報をもとに、米軍機が北朝鮮機などを攻撃した場合には、集団的自衛権の行使にあたる可能性も指摘されている。この点について、防衛庁は「米軍が攻撃をする場合、自前で情報を取り直さなくては攻撃ができないシステムになっている。空自のAWACSが米軍とできるのは、一般的な情報交換にとどまる」(幹部)としている。
北朝鮮情勢をめぐって、政府は今月上旬から、警戒・監視のためにイージス艦「みょうこう」を日本海に派遣、P3C哨戒機なども投入して警戒活動を続けている。政府は保有するイージス艦4隻のうち1隻はインド洋に派遣しており、残る3隻のうち最低1隻はいつでも日本海で任務につける状態にしておく方針だ。
(03/20 20:38)
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