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【北朝鮮核問題】
 
対北朝鮮、活発な監視活動 沖縄の米軍偵察部隊

 沖縄に集結している米空軍の偵察部隊が、活発な監視活動を続けている。北朝鮮の核開発やミサイル発射を監視するためとみられる。米軍は、3月に北朝鮮機が米偵察機の近くまで威嚇するように接近して以来、戦闘機や早期警戒管制機を伴うなど護衛を強化。今月からは長時間の夜間監視も始めている。

 基地問題に詳しい地元関係者によると、現在、嘉手納基地にいる偵察機は、98年のテポドン発射の際も日本にいた弾道ミサイル観測用偵察機RC135S(コブラボール)、核実験などの際に大気中の微粒子を集めることができるWC135W、高度な電波傍受能力をもつEP3など5機。

 これ以外に通常は1機しかない「空飛ぶレーダー塔」E3早期警戒管制機も3機ある。ほぼ連日、F15戦闘機2機とともに飛んでいる。

 偵察部隊の配備は、北朝鮮が1月に核不拡散条約(NPT)脱退を宣言し、ミサイル発射実験の凍結解除を示唆するなどした動きと連動して始まった。2月からこの体制はほぼ続いており、これほどの規模の長期配備は例がないという。

 これまで監視飛行は主に日中だったが、コブラボールは今月10〜16日の間、午後4時ごろ離陸し午前0時ごろ帰投する夜間監視飛行を続けた。

 米軍の偵察機は3月2日に北朝鮮のミグ29戦闘機など4機に接近され、約20分間にわたって飛行を妨害されている。偵察機は攻撃能力を持たないため、戦闘機の護衛を加えたとみられる。

 一方、艦船では中距離弾道ミサイルの航跡を追尾できる米海軍の戦域ミサイル追跡艦「インビンシブル」(満載排水量2262トン)が1月末から佐世保港に入港しており、今月10日に出港、21日に帰港している。

 米軍の偵察機に詳しい航空評論家の石川潤一氏は「弾道ミサイル発射や核燃料再処理施設の稼働状況について、多角的に情報を集めようとしているようだ。コブラボールは夜間のミサイル発射を警戒しているのかもしれない」と見ている。

 嘉手納基地広報局は「極秘任務なので、偵察機が基地にいるかどうかを含め一切コメントできない」と話している。 (05/23 08:10)


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