日中韓3カ国の外務省局長会合が28日、2日間の予定でソウルで始まった。韓国政府関係者によると、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議について、中国側が王毅(ワン・イー)外務次官の26日までの訪朝結果を踏まえ、「北朝鮮は次回協議の1月開催に肯定的な立場だ」と説明、米国にも伝える方針を明らかにした。
また、日中韓は次回6者協議の早期開催を求める方針を改めて確認し、協議で合意を目指す予定の共同文書案についても話し合ったという。
この日の会合では10月の日中韓首脳会談での共同宣言の具体化についても話し合われた。会合には、日本の薮中三十二・アジア大洋州局長、中国の傅瑩(フー・イン)アジア局長、韓国の丁相基(チョン・サンギ)アジア太平洋局長らが出席した。
(12/29 09:02)
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