在韓の欧州連合(EU)商工会議所は13日、北朝鮮での欧州企業・団体の経済事業を促進する目的で「協力事務所」を今月5日に平壌市内に開設したことを明らかにした。非営利団体として北朝鮮当局から正式に登録されたという。
90年代半ばから北朝鮮との経済交流や対話促進を積極的に働きかけていたEUに対して、北朝鮮が常設事務所の進出を許したことは、対外的な経済交流への関心の高まりの反映との見方もある。
事務所は専従スタッフを置き、企業の新規投資や通訳・翻訳、展示会、セミナー開催などを支援する。欧州の産品を事務所内に展示する構想もある。また、EUの特許・関税制度などの情報も提供したいという。
(01/13 10:12)
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