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【北朝鮮核問題】
 
北朝鮮への核技術漏洩、カーン博士が自供? AFP報道

 AFP通信は2日、パキスタンの「核開発の父」とされる核開発機関元所長アブドル・カディール・カーン博士が同国治安当局に対し、イランとリビア、北朝鮮への核技術流出にかかわったと自供していると報じた。流出疑惑調査に近い筋の当局者が明らかにしたとしている。

 同通信によると、自供内容を記した11ページの報告書がすでにムシャラフ大統領に提出された。当局者は「カーン博士と、他の科学者ら4人は、イラン、リビア、北朝鮮のために動いている複数のグループに対する核ノウハウ流出にかかわったと認めている」と述べたという。情報漏洩(ろうえい)があったとされるのは86〜93年で、ウラン型原爆製造の鍵となる遠心分離装置の設計図などが移転されたのかどうかはまだはっきりしない、という。

 ただ、今回報じられた「自供」内容は、これまで米国報道機関が報じてきたパキスタンの核拡散疑惑と矛盾する点もある。一つは、ミサイル技術と交換に核技術を移転したとされる北朝鮮との取引について、米ニューヨーク・タイムズ紙は「02年夏まで続いた」と報じていることだ。次に、ミサイルまで絡んだ北朝鮮との取引は、パキスタン政府が繰り返している「科学者個人の犯行」では説明しにくい。

 核拡散疑惑をめぐっては、国際原子力機関(IAEA)などから寄せられた証拠をもとに、パキスタン治安当局が昨年11月ごろから科学者の拘束を開始。カーン博士は拘束はされていないものの自宅軟禁状態に置かれ、先月31日、首相顧問を解任されていた。関係者への厳罰を言明しているムシャラフ大統領は、今月上旬にも何らかの処罰を発表する予定で、個人的犯行として幕引きを図る構えだ。

 パキスタンの主要紙は「カーン博士がアフリカ・マリ共和国にホテルを所有している」(1日付ニューズ紙)などと報じ始め、カーン博士包囲網を強めている。

(02/02 11:50)


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