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韓国政府は12日、北朝鮮北部の両江道(リャンガンド)金亨稷(キムヒョンジク)郡で、今月8日から9日にかけて大規模な爆発が起きた可能性が高いことを明らかにした。現場付近にはミサイル基地や軍事工場があり、一時は核問題との関係が取りざたされたが、韓国は無関係とみている。
韓国政府関係者などの話では、8日午後11時と9日午前1時ごろの2回、「爆発が原因とみられる地面の振動」が観測された。朝鮮日報はマグニチュード(M)2.6規模の地震波を観測したと報じた。ダイナマイト1000トン以上の爆発に相当するという。
また韓国メディアは、衛星写真によって現場付近から直径3.5キロ程度の大きな煙が立ち上ったことが確認された、と伝えた。人的被害は不明。
両江道は中国と接し、民家は少ないとされる。現場は標高約1500メートルの山林地帯。付近には、「ノドン」ミサイルが実戦配備された地下基地があることを韓国軍事当局が確認している。
韓国政府筋は「ミサイルの燃料タンクの誤爆が起きた可能性も排除できない」としつつ、「列車の衝突か、爆薬によるものとの見方が強まりつつある」と述べた。13日付韓国主要各紙は「ミサイル基地事故か、軍事工場爆発か」(朝鮮日報)などと報じている。
9日は北朝鮮の建国記念日だった。北朝鮮では今年4月22日、北西部の竜川(リョンチョン)駅で列車の積み荷が爆発し、約160人が死亡する事故が起きている。
(09/13 11:51)
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