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北京で米朝会談の可能性 核申告めぐり妥協も

2008年02月18日17時11分

 18日に北京入りするヒル米国務次官補が、北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官と北京で会談する可能性が高いことが分かった。複数の米朝関係筋が明らかにした。6者協議は米国が北朝鮮に核計画の申告を、北朝鮮が米国にテロ支援国家指定などの解除を求めてにらみ合いの状態だが、ヒル氏は、申告の中身が確認できれば実際の申告前に解除に動く可能性を示唆。この立場を軸に妥協点を探ることになりそうだ。

 ヒル氏は17日に米国を出発する際、「北朝鮮に完全で正確な申告の用意があれば、タイミングや順番などは話し合うことができる」と記者団に語った。

 申告をめぐっては、米国が追及する高濃縮ウラン(HEU)による核開発計画や外国への核拡散活動を含めることを北朝鮮が拒否したままだ。

 16日まで訪朝したヘッカー元米ロスアラモス研究所長によると、北朝鮮当局者は見返りのエネルギー支援が遅れ、米国によるテロ支援国家指定や対敵国通商法の制裁解除の動きが具体化しないことに不満を表明し、「これらが実現するまで、ヒル次官補の言う『完全で正確な申告』は提出できない」と語ったという。

 ただ、25日に韓国の李明博(イ・ミョンバク)氏の大統領就任式があり、ライス米国務長官が式典出席に合わせて日中韓で活発な外交活動を行う見通しだ。就任式を前に対話が必要だとの認識が米朝間に生まれた可能性がある。

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