現在位置:asahi.com>ニュース特集>北朝鮮核問題> 記事 米朝代表が「核の申告」協議 北朝鮮大使館で4時間2008年02月19日20時51分 北朝鮮の核問題をめぐる6者協議首席代表のヒル米国務次官補と北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官は19日、北京の北朝鮮大使館で会談した。両代表の直接協議は昨年12月にヒル氏が訪朝して以来。約4時間にわたった会談は北朝鮮による「すべての核計画の申告」を中心に議論された模様だ。 「問題は、完全で正確な申告の用意が北朝鮮にあるかどうかだ」として会談に臨んだヒル氏は終了後、「彼ら(北朝鮮側)は私たちの立場を理解していると思う」と述べた。申告問題が6者協議の進展を妨げていることに絡み、ライス米国務長官が来週、アジアを歴訪する際に「この問題を切り抜けられるか見極めたい」と述べ、事態の打開に期待を込めた。 一方、北朝鮮の高濃縮ウランによる核開発問題やシリアとの核協力の問題も「申告に含まれるべきだと信じている」と強調した。 米政府は北朝鮮が申告に応じれば、テロ支援国家指定や対敵国通商法による制裁を解除することを示唆してきた。だが、寧辺の核施設の無能力化を進めている北朝鮮は、「今度は米国が行動すべきだ」と主張し、早期の制裁解除を求めている。 ヒル氏は17日に米国を出発時、「自分たちが行動しても米国は義務を果たさないのではないか、という北朝鮮の心配は理解できる」と言及。「完全で正確な申告の用意があれば、タイミングは話し合うことができる」として、米朝が「解除」と「申告」を同時に行う可能性に触れた。 ヒル氏は19日夜、ソウルに到着。20日は東京に移動し、6者協議の議長役である中国の武大偉・外務次官とも協議する。 PR情報この記事の関連情報北朝鮮核問題
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