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ヒル次官補と会談 斎木局長「6者協議、道は遠い印象」

2008年02月21日20時38分

 ヒル米国務次官補は21日、1月に北朝鮮核問題6者協議の日本首席代表となった斎木昭隆・アジア大洋州局長と外務省で会談した。ヒル氏は北京での米朝協議の概要などを報告したが、北朝鮮が核計画の申告を拒んでいる現状について、斎木氏は「(打破には)まだまだ道は遠いとの印象を持った」と記者団に語った。

 ヒル氏は記者団とのやりとりで「もし北朝鮮が今日申告を提出したとしても、それは完全で正確なものにはならない」と言及。米朝協議では、高濃縮ウラン(HEU)による核開発や核拡散活動への関与を否定する北朝鮮の立場に大きな変化がなかったと指摘した。また、次回6者協議の開催時期について、北朝鮮が申告を提出した後になるとの見通しも示した。

 ヒル氏はこの日午後、自民党の山崎拓、加藤紘一両元幹事長、民主党の仙谷由人氏らと東京都内で会談した。会談で山崎氏は「北朝鮮への経済制裁について再延長するかどうかの判断を4月までにしなければならない」と語った。山崎氏によると、ヒル氏は拉致問題について「解決にはまず核問題の解決が必要だということを理解してほしい」と求めた上で、「問題の前進には再調査が重要だ」と述べたという。

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