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米国映画芸術科学アカデミーは27日、03年の公開作品を対象にした第76回アカデミー賞の各部門候補を発表した。「ラスト・サムライ」に出演した日本人俳優、渡辺謙氏(44)が助演男優賞部門の候補に入った。アカデミー賞の発表・授賞式は2月29日にロサンゼルス・ハリウッドのコダックシアターで行われる。
渡辺氏は明治の日本を舞台にした同映画でトム・クルーズさんと共演、政府に反逆する武士団の指導者の役を演じた。渡辺氏は、同賞のほかにも米映画俳優組合の第10回映画俳優組合賞の助演男優賞候補にも選ばれている。また、受賞は逃したものの第61回ゴールデン・グローブ賞でも助演男優賞の候補となった。
演技部門で日本人がノミネートされたのは、66年の「砲艦サンパブロ」で助演男優賞候補となったマコ(マコ岩松=56年米国籍取得)以来。受賞すれば、57年の「サヨナラ」で助演女優賞を受けたナンシー梅木以来となる。
また、山田洋次監督の初の本格時代劇で評判になった「たそがれ清兵衛」も、外国語映画部門の候補になった。日本映画が候補になったのは81年の「泥の河」以来。受賞すれば54年の「宮本武蔵」以来となる。「たそがれ清兵衛」の英語のタイトルは「ザ・トワイライト・サムライ」。「サムライ」をタイトルに掲げた2本の映画が同時に候補になった。
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渡辺氏は27日午前5時半(日本時間午後10時半)過ぎ、ロサンゼルス郊外ビバリーヒルズのホテルでテレビを見て候補に選ばれたことを知ったという。それを受けて「とても光栄に思います。撮影中はこういう栄誉を受けることなど頭のかたすみにもなく、必死に生きていました。本当に夢のようです。この映画に参加する機会を与えてくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」とのコメントを発表した。
(01/27 23:45)
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