asahi.com
天気  辞書  地図  サイト案内  アクセスTop30 
サイト内検索:
ニュース特集 社 会 スポーツ 経 済 政 治 国 際 サイエンス 文化・芸能 ENGLISH 
ニュース特集一覧   
     
 home > ニュース特集 > 第76回アカデミー賞  
【第76回アカデミー賞】
 
もうすぐ本番 米アカデミー賞

 第76回米アカデミー賞の授賞式が29日(日本時間3月1日)に開かれる。映画賞が増えるなか存在感が薄れぬようにと、開催時期を例年より約1カ月繰り上げたが、そんな気遣いをしなくても、オスカーの注目度は最強だ。

 「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」「ミスティック・リバー」「シービスケット」、28日封切りの「マスター・アンド・コマンダー」と、今年は作品賞候補5本中4本が授賞式前に日本でも公開。作品を見たうえで賞レース予想を楽しむことができる。

 作品賞の大本命は「王の帰還」。ゴールデングローブ賞やニューヨーク、シカゴの批評家協会賞などで受賞を重ね、英国アカデミー賞でも作品賞など5部門を制した。ファンタジーはオスカーでは不利なジャンル、しかもシリーズ完結編の主要賞受賞は例がないが、前例を覆す可能性は高い。

 独立系で唯一候補になった「ロスト・イン・トランスレーション」(ゴールデンウイーク公開)はフランシス・フォード・コッポラの愛娘ソフィア・コッポラ監督の第2作。CM撮影で来日した中年俳優と、同じホテルに逗留(とうりゅう)する若妻のほのかな恋を描く。紋切り型の異文化ギャグは日本で賛否が分かれそうだが、米国の批評は称賛一色。小品ゆえ作品賞は難しいものの、主人公のビル・マーレイは主演男優賞の有力候補だ。

 助演男優賞部門に渡辺謙、外国語映画部門に「たそがれ清兵衛」と、日本関係の話題が目立つが、実は今年のオスカー候補はいつになく国際色豊か。「王の帰還」はピーター・ジャクソン監督が故郷ニュージーランドで撮った作品だし、対抗馬の「マスター・アンド・コマンダー」は、監督のピーター・ウィアーも主演のラッセル・クロウもオーストラリア出身だ。

 主演女優部門のサプライズ候補と騒がれた「クジラの島の少女」のケイシャ・キャッスル・ヒューズはニュージーランドのマオリ族の血を引く13歳。助演女優部門の「砂と霧の家」のショーレ・アグダシュルーは、アッバス・キアロスタミ監督の「リポート」でデビューし、イスラム革命後に祖国を離れた在米イラン人。監督部門では、ブラジル映画「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレスが候補に。同作は前回の外国語映画部門に漏れたが、その後全米で封切られ、劇場公開作としてセカンドチャンスを得た。

 候補者の多彩な経歴は、世界から才能が集まる米国映画界の強さの証しでもある。その最大の祭典で、今年はどんなドラマが見られるだろうか。 (02/20 15:11)




 これまでの記事一覧







| 社会 | スポーツ | 経済 | 政治 | 国際 | サイエンス | 文化・芸能 | ENGLISH |
GoToHome ニュースの詳細は朝日新聞へどうぞ。購読の申し込みはインターネットでもできます。 GoUpToThisPage
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 著作権 | リンク | プライバシー | 広告掲載と注意点 | アサヒ・コムから | 朝日新聞社から | 問い合わせ |
Copyright Asahi Shimbun. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission