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献金額の維持要求、大久保元秘書認める 陸山会事件公判

2011年3月2日18時36分

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 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた元秘書の大久保隆規被告(49)に対する被告人質問は、2日も東京地裁で続いた。大久保元秘書は、西松建設がダミー政治団体を介して違法献金をしたとされる事件について、同社側に献金額の維持を求めたと認めた。

 検察側の質問に、大久保元秘書は、政治団体が西松建設のダミーだという認識はなかったとしたが、西松建設の社内で同社元総務部長と面会し、政治団体名義の献金の減額や打ち切りを持ちかけられたことは認めた。「献金が厳しいとのことで、可能な形でお願いできないかと話した記憶はある」と述べた。

 1日の公判で検察側は、小沢氏の地元・東北地方などでのゼネコンと小沢事務所の関係についても質問。大久保元秘書は、「この工事を何とかなりませんか」と陳情を受けた▽下請け業者を介した献金の取りまとめを依頼した▽選挙での集票をお願いした――などの点は認めた。一方、元秘書が工事を受注する本命業者を指定していたというゼネコン側の供述は否定した。献金額などをめぐって恫喝(どうかつ)された、とする複数のゼネコン側供述については「虚勢を張ったところはあったかもしれない」と述べていた。

 大久保元秘書は、西松建設事件で公判が進行中に、土地取引事件で再逮捕され、起訴内容が追加された。西松建設事件では、同社から計3500万円の献金を受けたが、収支報告書には同社OBが代表を務めるダミー団体からの寄付とする虚偽記載をしたとされる。

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