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石川議員「会計、合理的には説明できない」 陸山会事件

2011年3月3日7時33分

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 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた元秘書3人に対する裁判官からの被告人質問が2日午後、東京地裁であった。衆院議員・石川知裕被告(37)は、会計処理について「すべてを合理的には説明できない」と語った。大久保隆規被告(49)は、特定業者の工事受注をめぐって、東北地方の談合の仕切り役に口利きしていたことを認めた。

 石川議員は2004年10月、小沢氏から借りた4億円で土地を購入したのと同じ日に、陸山会の定期預金4億円を担保に入れて銀行から同額の融資を受けていた。石川議員は、定期預金は小沢氏への返済用で、「うやむやにならないように」定期の形を取ったなどと説明した。

 裁判官は融資を受けることで年450万円もの利息負担が生じることに疑問を示し、「そういう形を取る利益は何か」「陸山会と小沢さんの間で借用書を作ったのでは済まないのか」と突っ込んで質問。石川議員は答えに詰まり、「その時々で思いついたことなので、すべてを合理的には説明できない」と述べた。

 小沢氏の4億円を複数の口座に5千万円などに分けて入金しに行った点については、裁判官は「出所を説明し、銀行に(一度に)取りに来てもらった方が安全では」と尋ねた。石川議員は「そういうサービスがあると知らなかった。大金を持って行くと銀行から性質を問われる」と答えた。裁判官は「5千万円でも大きいのでは」と納得しなかった。

 大久保元秘書に対しては、公共工事の受注調整に対する影響力について質問が及んだ。大久保元秘書は自らについて「張り子の虎で、権限はなかった」と答える一方、特定業者から依頼を受けると、談合の仕切り役だった大手ゼネコン「鹿島」元幹部に「何とかお願いできませんでしょうか」と口利きしたことを認めた。その結果として、「たまたまお願いを聞いて頂いたのもいくつかあり、ホッとした」とも語った。

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