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【PCウイルス】
 
MSブラスト感染の余波で住基ネット接続停止 世田谷区

住基ネットと庁内LAN
住基ネットと庁内LAN

 コンピューターウイルス「MSブラスト」に庁内の端末が感染したため、東京都世田谷区が、テストのために止めていた住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の接続停止を延長したことが14日わかった。区は「過剰反応だったかも知れないが、区民の個人情報が万が一にも侵されたらいけないと判断した」と話している。週明けにも運用を再開する。

 区の説明では、25日から始まる住基ネットの2次稼働に向け、8日から庁内テストのために都との接続を止めていた。テスト最終日の12日夕、住基ネットにも接続されている庁内LAN(構内情報通信網)の端末約2200台のうち、約100台でウイルス感染が見つかった。

 庁内LANと住基ネットのサーバー(主コンピューター)の間に、不正接続から守る「ファイアーウオール」と呼ぶ装置があるため住基ネット側への感染の恐れはないとしつつも、念のため停止の延長を決めた。

 調査の結果、住基ネットへの感染はなかったことが確認された。

 テスト期間中から通算して、約3000人のデータを都に送信できずにいるという。

 庁内LANはインターネットとつないでおらず、感染は、外部から持ち込んだフロッピーディスクなどによると考えられるという。

 一方、東京都の職員用パソコン約300台がこのウイルスに感染していたことが14日分かった。業務への支障はなかったという。都は同日中に、感染したパソコンからウイルスの除去を終えた。名古屋市の庁内LAN端末24台も感染していた。

 総務省によると、このウイルスに絡んで住基ネットを一時停止した市町村は全国で世田谷区だけだった。同省市町村課は「ファイアーウオールによって、今回のウイルスが攻撃する経路は元々閉じていたので、住基ネットのサーバーそのものが感染することは世田谷区も含めてありえない」と話している。 (08/14 23:12)


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