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なんというPK戦 44人目で決着 高校選手権福岡決勝

2010年11月7日22時5分

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写真PK戦で東福岡16人目のシュートを止める九州国際大付のGK栗原佳太選手=7日午後2時38分、福岡市博多区のレベルファイブスタ

写真試合後に握手して抱き合う九州国際大付のGK栗原佳太選手(左)と東福岡のGK渕上隼人選手=7日、福岡市博多区のレベルファイブスタジアム

 7日に福岡市であった第89回全国高校サッカー選手権福岡大会の決勝は、勝敗を決めるPK戦で両チームの11人が2回ずつ、延べ44人がける異例の展開となった。福岡県高校体育連盟は「44人がけるPK戦など聞いたことがない」と驚く。最後は九州国際大付が東福岡を下して優勝した。

 レベルファイブスタジアムで行われた試合は80分間無得点で延長戦へ。その前半に九州国際大付が先制したが、東福岡もすかさず1点を取り返し、PK戦にもつれこんだ。

 PK戦では東福岡が先にけり、九州国際大付が続いた。両チームとも最初の5人を含む11人全員が1本も外さず1巡目が終了。2巡目に入って26番目の選手がけり終えると、足元の芝が荒れてきたため審判がサイドを変えた。

 31番目、東福岡のMF佐々木陸主将が初めて止められ、スタジアムに歓声とため息が交錯したが、その直後にGK渕上隼人選手が好セーブ。2巡目も最後まで行き着き、GK同士の対決になった。

 東福岡の渕上選手はゴール左隅に向かってけった。九州国際大付のGK栗原佳太選手は横っ飛びして、手ではじいて止めた。直後のキッカーはその栗原選手。笛が鳴るとすぐにシュートを放ち、球は渕上選手の手の先をすり抜けてゴールネットを揺らした。

 両GKはピッチ上で握手を交わし、健闘をたたえあった。栗原選手は「足がプルプル震え、心臓が飛び出そうだった。キッカーとしても早く終わらせたかった。練習の成果が出せて最高です」と話した。(坂本進)

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