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公的資金の注入が決まったりそなホールディングス(HD)の勝田泰久社長は17日、東京都内で記者会見し、03年3月期決算の業績予想で、グループの中核であるりそな銀行の当期損益が1000億円の赤字予想から5800億円の赤字になる見通しを明らかにした。
持ち株会社のりそなHDも当期赤字が予想の2900億円から8380億円に拡大した。
勝田社長は、自己資本比率の悪化した原因について、不良債権処理費用の積み増しや保有株の損失処理に加え、自己資本の大半を占める「繰り延べ税金資産」について「監査法人の指摘により、大幅に取り崩しを強いられた」と分析。監査法人に対しては「長年の信頼関係に対する背信である」と不信感をあらわにした。
決算期末の株安により抱えた保有株式の含み損処理は約1兆1610億円に達した。そのため普通株式のほか、98、99年の資本注入により政府が保有する優先株式への配当も見送る。また、勝田社長は資本注入に伴い、減資により既存の株主の負担を求める可能性を示唆した。
一方、新たな経営健全化策として、約1万9000人いる職員数の削減や今年度下期に給与・賞与の総額を前年度より3割引き下げるほか、約50ある関連会社を半減させる。顧問や社友なども原則として廃止する考えだ。
(05/17 21:31)
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