トヨタ自動車グループは3日、愛知万博(愛・地球博)のトヨタパビリオンのショーに登場する1人乗り未来車「i−unit(アイユニット)」や、人を乗せて2本足で歩けるロボット「i−foot(アイフット)」などを都内で報道陣に初公開した。
i−unitは木の葉をイメージしたデザインが特徴。車高が低速走行時には1メートル80、高速時には1メートル25に変わり、IT(情報技術)などの活用で衝突が回避できる。昨年の東京モーターショーで披露した1人乗りの車「PM」の進化形と位置づけ、より小型化、ハイテク化した。エレベーターにも入れる大きさ。将来は一般の人も乗れるようにしたいという。
i−footは高さが2メートルを超える。1人乗りで、時速1.35キロで歩くことができる。2部構成のショーの後半に1台が登場し、i−unit12台、約10人のダンサーと共に競演する。
サッカーワールドカップ仏大会の開会式などの実績があるイブ・ペパン氏が演出を担当する。ペパン氏は「未来の乗り物は人間により大きな自由をもたらしてくれる」と話した。
(04/12/04)
|