みちびき1号

 高さ6.2メートル、幅3.1メートル、奥行き2.9メートル(太陽電池パネルを開いたときの長さは25.3メートル)、打ち上げ時の重さは約4トン。2010年9月11日、種子島宇宙センターから打ち上げられた。設計上の寿命は10年以上ある。1号機はもともと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発し運用していたが、2017年2月28日に内閣府に移管。2、3、4号機は当初から内閣府が整備し運用する。

みちびき2号・4号

 片方で3枚だった太陽電池パネルが2枚に改良されたため、パネルを開いたときの全長は1号機に比べて短い。1、2、4号機は日本上空に長時間とどまることができるよう、赤道上空約3万6千キロの静止軌道を約40度傾けるなどした「準天頂軌道」を回る。

みちびき3号

 1、2、4号機と異なり、赤道上空約3万6千キロの静止軌道を回る。パラボラアンテナが装備されており、打ち上げ時の重量は約4.7トン。地上からの見かけの位置がかわらないので、通信の際にアンテナを衛星向ける必要がある災害時の安否情報収集や防災機関への伝達の役割も担う。

準天頂軌道とは

 気象衛星や通信衛星は赤道上空約3万6千キロの静止軌道を回っており、地上から見るとずっと同じ位置にいるように見える。一方、準天頂衛星「みちびき」の軌道には、この静止軌道のほか静止軌道を約40度傾けるなどした「準天頂軌道」と呼ばれる軌道もある。

 準天頂軌道を使うのは日本上空に衛星を長時間とどまらせるためで、地上からみると「8」の字を描くように見える。4号機までが打ち上げられると静止軌道の3号機を除いた3機が「8」の字を描いて交代で日本の真上にやってくるようになる。

3Dで見る準天頂衛星みちびき

準天頂衛星「みちびき」とは

 全地球測位システム(GPS)の精度を高めるために日本が開発した人工衛星。準天頂軌道の衛星は日本のほぼ真上を飛ぶため電波がビルや山で遮られにくく、GPSの誤差を最小約6センチにとどめることを目指す。2017年10月に4号機が打ち上げられ、本格的な運用体制が整った。

 自動車や農業機械の自動運転、災害時の安否情報の共有などでの活用が期待されている。

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