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29日午前7時半(日本時間同日午後1時半)ごろ、サウジアラビア東部の都市アルコバールで、武装集団が外国の石油関連企業の入るビルや外国人居住区などを襲って銃を乱射、治安部隊との間で激しい銃撃戦になった。武装集団は外国人たちを人質にして建物に立てこもった。ロイター通信は治安当局者の話として少なくとも16人が死亡し、米国人ら外国人7人が含まれていると報じた。現地の日本人駐在員らも自宅から出られない状況になった。
サウジ内務省は同日午後、「4人の武装した男たちが無差別に発砲し、多数の死傷者が出ている」とする声明を発表した。武装グループは外国人らが住む住宅地区に立てこもり、数百人の治安部隊などが現場を包囲。部隊が一部の建物に突入したとの情報もあったが、夕方になっても銃声が続いている。
国際テロ組織アルカイダを名乗る犯行声明がイスラム系ウェブサイトに出され、イラクで復興事業を受注する米エネルギー企業グループ「ハリバートン」の傘下企業を狙ったとしている。
現地からの報道によると、最初に襲われたのは、欧米系石油企業が入る「アルコバール石油センタービル」。ビル前で爆発があり、警備員との間で銃撃戦になった。武装集団はビルへの突入を図ったが、失敗した。
この後、サウジ警察に追われ、主に外国人が住む高級住宅や事務所がある別の地区に車で移動しながら、発砲を続けた。欧米人、アジア系外国人、アラブ系市民らが人質になっているとされるが、人数は不明。
ロイターによると、外国人の死者はフィリピン2人、米国、英国、エジプト、インド、パキスタン各1人。サウジ人は治安部隊7人を含む9人。エジプト人は通学途中の10歳の少年だったという。一方、AFP通信は死者11人と伝えている。
サウジでは今月1日に西部の工業都市ヤンブーで、外国石油関連企業の出先事務所が襲撃され、米国人ら5人が死亡したばかりだ。
(05/30 01:43)
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