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【小泉内閣支持率―朝日新聞社世論調査―】
 
小泉内閣支持、最高78% 改革路線に期待感

 小泉純一郎内閣が発足したのを受け、朝日新聞社が27、28の両日実施した全国世論調査(電話)によると、内閣支持率は78%で、細川護煕内閣時の74%を上回り過去最高になった。不支持は8%。改革を掲げた路線への期待感などが支持の主な理由とみられる。一方、小泉首相は「人気先行」と見る人が6割近くおり、首相としての実力が伴っていないとみている人が多かった。

 内閣支持率は、森内閣が今年2月に記録した9%から一気に跳ね上がった。これまで最高だった74%は、非自民政権の細川内閣が94年1月に政治改革関連法を成立させた直後だった。

 小泉内閣の支持率を支持政党別に見ると、自民支持層では90%、民主支持層でも75%あったのに対し、与党の公明支持層では70%だった。

 支持する理由は、「政策の面から」27%と「首相が小泉さんだから」25%で合わせて半数を占める。小泉氏は「国民の感覚に近い政治家」との回答が71%を占めた。

 脱派閥宣言で臨んだ自民党役員と内閣の人事については、7割が「小泉さんの考えが通った」と見る。閣僚は再任が7人いたものの、戦後最多となる5人の女性閣僚や40代の若手を入閣させた。顔ぶれは「新鮮」との評価が大半だった。

 ただ、小泉首相については、「人気先行」56%に対し、「首相として実力を伴っている」は23%にとどまった。

 経済対策で、「構造改革なくして景気回復なし」という首相の考えについて聞いたところ、「自分の考えをおし進めるべきだ」が6割近くになった。

 小泉首相の発言で際だった憲法や靖国神社への参拝の問題については、「慎重に」が48%で、「積極的に」41%を上回った。

 自公保の枠組みにこだわらない姿勢を見せていた小泉首相が自公保連立を継続させたことには「よい」が半数を超えた。

 「小泉人気」に連動するように、自民の復調ぶりも目立った。小泉首相のもとで自民党は参院選に「勝てる」との見通しは61%に上った。

 政党支持率でも、自民は前回調査(4月13、14日)の21%から32%に上がった。民主は7%で横ばい。「支持政党なし」「答えない・わからない」を合わせた無党派層は50%で前回の61%から減った。

 ○自民、一転「攻め」へ 首相周辺に同日選論も

 史上最高の内閣支持率という圧倒的人気を背景に小泉政権は「守り」を強いられた前政権から一転、政権運営の幅を広げることが可能になった。自民党は参院選に向け「攻め」の姿勢を強める構えで、小泉純一郎首相の周辺では衆参同日選挙の可能性を検討する声も浮上している。ただ与党内には同日選に抵抗もあり、首相は政局の流れを見極めつつ対応を探ることになりそうだ。

 内閣支持率について福田康夫官房長官は「国民の政治・経済に対するうっ積した気持ちが内閣への期待となって表れたのだろう」と語った。

 自民党は参院選選挙区で「1選挙区1候補」を原則にするなど「守り」を迫られてきた。だが、党支持率も回復傾向になり、山崎拓幹事長は選挙区の「複数候補擁立」に言及し始めた。

 小泉首相は総裁選段階では衆院の早期解散に否定的だったが、周辺からは同日選を探る声も出てきた。衆院の自民党議席は239で半数に1足りないが、(1)衆院選の運動と連動すれば参院選に有利(2)高支持率で同日選をやれば衆参両院で自民党の単独過半数も可能(3)当選議員が増えれば政権基盤も強まる、との考えからで、党三役の1人も「普通に考えればこれだけ高支持率ならば同日選だ」と前向きだ。

 こんな変化に与党の公明党は危機感を強める。小泉人気で自民党が勢いづけば「公明無用論」も台頭しかねず、神崎武法代表は「切れ目ない経済運営が必要。政治空白をつくるべきではない」とけん制する。

 一方、菅直人民主党幹事長は「一時的なフィーバー状態」と分析する。ただ、菅氏らは自民党の支持率低迷を前提に同日選の実施を挑発してきただけに、同日選が具体化すれば「厳しいが受けて立たざるをえない」(民主党幹部)という苦しい立場になりそうだ。

 ◇小泉さん、国民の目は…(数字は%)

 <内閣支持>       支持する 78   8 支持しない

 <感覚>     国民の感覚に近い 71  15 そうは思わない

 <実力か人気か>     実力伴う 23  56 人気先行

 <構造改革>     自分の考えで 57  35 話し合いで

 <憲法・靖国>      積極的に 41  48 慎重に

 <脱派閥>         通った 72  14 通らなかった

 ◇戦後内閣の最高支持率・ベスト10(本社世論調査)

 順位 内閣  最高支持率 調査年月

  1 小泉  78%   01年4月

  2 細川  74%   94年1月

  3 田中  62%   72年8月

  4 橋本  61%   96年1月

  5 吉田  58%   51年9月

  6 海部  56%   90年7、9月

  7 宮沢  54%   91年11月

  8 中曽根 53%   86年3、5月

  9 鈴木  52%   80年7月

 10 小渕  51%   99年9月

 10 池田  51%   60年8月

 (01/04/30)




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